NTTドコモとディー・エヌ・エー(DeNA)は11月11日、第5世代移動通信方式(5G)を活用した自動運転車両の遠隔管制について、共同で実証実験すると発表した。
この取り組みは、運転手のいない自動運転車両の遠隔管制を目的に、遠隔地にいるオペレータと自動運転車両の間を超高速・大容量通信、低遅延、超多数の端末接続を特徴とする5G無線技術でつなぐもの。まずは、走行中の自動運転車両周辺の高精細映像を自動運転車両に設置したカメラを通じて取得し、5G無線技術を用いて伝送する実験を開始する。
今後は、ドコモが持つ5G無線技術のノウハウと、DeNAが持つ自動運転技術を活用したモビリティーサービスの設計ノウハウを組み合わせ、遠隔地からの自動運転車両の監視や乗客へのサポートなど、より安心・安全に自動運転を利用するためのサービスを構築し、運転手のいない自動運転の実現に貢献していくという。
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