サムスンは米国時間12月9日、「Galaxy Note7」を充電できないようにし、「携帯端末として機能できないようにする」ソフトウェアアップデートを12月19日よりリリースすると発表した。残る7%のNote7所有者から確実に同端末を回収するためのアップデートだ。AT&T、T-Mobile、およびSprintは同日、サムスンからのソフトウェアアップデートをリリースすると述べた。
T-Mobileは12月27日、AT&Tは1月5日、Sprintは1月8日にアップデートをリリースする予定。米国最大手の通信事業者であるVerizon Wirelessは9日、この発表に先立ち、消費者に損害を与える恐れがあることから、サムスンのソフトウェアアップデートをリリースしないことを明らかにしていた。
サムスンは声明で、「このソフトウェアアップデートは、顧客の安全を保証するため、残るNote7端末を市場から排除することを目的としている」と述べた。米国では、リコール対象のNote7のうちの93%が通信事業者とサムスンの元に返却されているとしている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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