お気に入りの腕時計を使い続けつつスマートウォッチの利便性も享受したい人のために、腕時計をスマートウォッチ化するスマートデバイスとして、以前「Trivoly」や「LINK」、「Classi」を取り上げた。しかし、これらは時計本体が厚くなったり、バンドのデザインが変わったりするので、利用をためらう人もいるだろう。
そこで今回は、自動巻き機械式アナログ時計と一体化したスマートウォッチ「ORIGIN」を紹介しよう。現在クラウドファンディングサービス「Indiegogo」で支援募集中。
ORIGINは、機械式のアナログ時計に、スマートフォンと連携するスマート機能付きベルトを組み合わせた腕時計。iOS用やAndroid用のアプリを使うことで、スマートフォンの通知をバイブレーションで伝えるほか、スマートフォンで再生する音楽の制御、歩数計測などのアクティビティトラッキング、スマートフォンの置き忘れ防止と置き場所探索、着信拒否といった機能を提供する。
ムーブメントは日本製で24石の自動巻き。テンプの振動数は毎時2万6100回あり、精度が高いとしている。完全に巻いた状態だと、放置したも41時間動き続ける。もちろん、充電は不要だ。
バンドの充電は、内蔵USB端子をPCやUSB充電アダプタなどに挿すだけ。2時間の充電で、最大10日間の利用が可能という。
デザインは、ミニマリストも興味を示しそうなシンプルなフェイスでありながら、振動するテンプが表から見えるようになっている。背面はスケルトンで、内部の機構が確認できる。フォーマルからカジュアルまで幅広いファッションに合う。また、100m防水で、暗闇で12時、3時、6時、9時のインデックスと短針、長針が光るため、スポーティな使い方もできる。
Indiegogoでの目標金額は2万5000ドル。記事執筆時点(日本時間12月1日11時)でキャンペーン期間は1カ月残っているが、すでに目標を大きく上回る約3万4000ドルの資金を集めている。
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