スマートフォンに興味はあるけれど、お気に入りの腕時計を使い続けたい人のために、腕時計をスマートウォッチ化するスマートデバイスとして以前「LINK」や「Trivoly」を紹介した。
今回は、シックな革バンド型スマートデバイス「Classi」を取り上げる。現在クラウドファンディングサービス「Indiegogo」で支援募集中。
Classiは、スマートフォンとBluetooth連携し、各種スマート機能を提供する腕時計用のバンド。昔ながらの本革製バンドに、通信機能、加速度センサ、バイブレーション用モーター、操作ボタンなどを目立たないよう組み込んでいる。手巻き式のクラシカルな腕時計に合いそうなデザインだ。
電話の着信、メッセージの受信、アラームなどは、手首への振動で教えてくれる。「Google Maps」のナビゲーション機能とも連動し、スマートフォンを取り出して見なくても進むべき方角が分かるという。
内蔵している3軸加速度センサにより、身に着けているとフィットネストラッカーのように活動状況をとらえ、アプリで消費カロリーなどのデータを確かめられる。
バンド内に隠されたボタンを押すと、かかって来た電話に対して通話拒否ができる。大切なミーティングや個人的な食事の際など、電話に出たくないときに使える。また、このボタンを長押しすると、助けを求める緊急テキストメッセージが送信される。
さらに、Classiはスマートフォン紛失防止機能も備えている。スマートフォンを置いたまま離れると、強く振動して置き忘れたことを警告してくれる。
取り付け可能な腕時計は、対応バンド幅が18mm、20mm、22mmのもの。バンドのデザインは、「CLASSI Black」「CLASSI Brown」「CLASSI Black Alligator」の3種類。
Indiegogoでの目標金額は5万ドル。記事執筆時点(日本時間9月5日10時)で集まった資金はまだ8500ドルほど。キャンペーン期間はあと1カ月ある。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス