朝日新聞社は11月28日、同社が提供する音声ニュースアプリ「アルキキ」をバージョンアップし、有料コンテンツ「アルキキ+」の配信を開始した。利用料金は、月額240円または3カ月600円(初回30日間は無料)。
アルキキでは、「ベテラン記者がピックアップした新聞朝刊からの主要ニュース」を中心に、昼や夕方の追加分も含め、1日に最大30本程度の音声ニュースを無料で提供している。今回、ユーザーからの「もっとたくさんのニュースを聞きたい」「聞くニュース分野を選びたい」という声に応え、アプリ内課金の有料コンテンツとしてアルキキ+を追加した。
アルキキ+では、新着ニュースのほとんどを音声化し、文字ニュースの配信直後に速報として配信する。1日あたり100~150本での配信を予定している。また、「最新10本」のほか、「政治」「社会」など特に聞きたいニュースジャンルを選ぶことができ、本数や優先度の設定にも対応する。
今回のバージョンアップでは、無料版も含めホーム画面のUIを一新している。「聞いた音声ニュースを後で読める」「イヤホンがなくても通話スタイルで聞ける」という特徴を踏襲しつつ、記事の見出しや写真を見やすく変更。より直感的に操作できるよう工夫しているという。
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