Uber、運転手に感謝を伝えられる新機能を導入へ

Gordon Gottsegen (Special to CNET News) 翻訳校正: 中村智恵子 吉武稔夫 (ガリレオ)2016年11月22日 11時19分

 配車サービスを提供するUberの運転手は、嫌な思いをさせられることも多いが、何か格別にいいことがあれば気分はガラリと変わる。Uberは米国時間11月21日、気持ちよく乗車できたユーザーが運転手に感謝を伝えられる新機能を今週中に導入すると発表した。

 ユーザーが運転手を5段階で評価できる機能はすでにあるが、新しい機能では、あらかじめ登録されている褒め言葉を選ぶか、あるいはユーザーが自分で評価を書き、レビューに加えることができる。運転手はバッジのように評価を収集でき、自分を元気づけたくなったら何度でも読み返せる。


提供:Uber Screenshot

 Uberは、その成功にもかかわらず常に議論の的となっている。先ごろ議論を呼んだのは、Uberを相手取った集団訴訟に参加する権利を乗客から奪うことになる利用規約の変更だ。また、この規約ではユーザーの個人情報をUberが自由に利用できることも問題視されている。

 Uberは、新機能によって乗客が現金のチップを運転手に渡さなくても感謝を示せるようにしたい考えだ。乗客が運転手にチップを渡すことを認めている競合相手のLyftと異なり、Uberは運賃以外の支払いを想定もしていなければ認めてもいない。同社は、ちょっとした善意を伝えられるようにしたからといって、このようなUberのイメージが損なわれることはないと考えている。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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