Facebookは、新興企業FacioMetricsを買収し、顔認識機能の強化を図ろうとしている。
FacioMetricsは、顔画像解析を利用した感情の判断に取り組んでおり、ゲーム、医療、拡張現実、ロボット工学などの分野をターゲットとしている。
FacioMetricsの創業者で最高経営責任者(CEO)を務めるFernando De la Torre氏は、顔画像解析に対する関心と需要の高まりに応えることを目的に同社を設立したと述べた。応用分野には、拡張/仮想現実、アニメーション、オーディエンスの反応測定などがあるという。
この技術は、顔画像解析用のコンピュータビジョンおよび機械学習アルゴリズムの開発に関するカーネギーメロン大学の研究から生まれた。
「われわれは徐々に、この最先端技術を開発し、低消費電力で効率的なモバイルアプリケーションに組み込むことに成功した。また、この技術の新しい応用分野も創出した」とDe la Torre氏は述べた。
また、Facebookのチームに加わることにより、同社はその取り組みを「とてつもない規模へと前進させ、世界中の人々に広めることができる」と同氏は述べた。
Facebookは、「人々が共有し、コミュニケーションする手段は変化しており、マスクなどの効果によって、楽しくクリエイティブな方法で自分自身を表現できるようになっている。われわれは、FacioMetricsのチームを迎え入れることを非常にうれしく思っている。FacioMetricsのチームは、写真や動画にますます多くの楽しい効果をもたらし、さらに魅力的な共有体験をFacebookに構築する手助けをしてくれるだろう」と述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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