Googleは、魔法使いの世界を描いたファンタジー「ハリーポッター(ハリポタ)」シリーズの新作映画「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」(原題「Fantastic Beasts and Where to Find Them.」)公開に合わせ、Androidスマートフォン向けの“魔法機能”と、映画の舞台を題材にした「ストリートビュー」コンテンツの提供を開始した。
Android向け魔法機能は、音声アシスタント「OK Google」を魔法の呪文で操作するもの。スマートフォンに「OK Google」と呼びかけてアシスタントサービスを起動し、杖に明かりをともす呪文「Lumos(ルーモス)」を唱えると、LEDライトを光らせられる。LEDを消すには、逆に「Nox(ノックス)」と唱えればよい。
また、「Silencio(シレンシオ)」という呪文で、スマートフォンの通知音が鳴らなくなる。いずれも、杖を振る必要がないので習得は容易だろう。
一方、ハリポタ連動のストリートビューコンテンツは、新作映画で舞台となる、1926年のニューヨークのようすを「Googleマップ」の地図とともに閲覧できる内容。映画に登場する「アメリカ合衆国魔法議会“マクーザ”」(Magical Congress of the USA:MACUSA)、銀行「Steen National Bank」、もぐり酒場「The Blind Pig」、アパート「Tina and Queenie Goldstein」といった場所がニューヨークの地図上に示され、その地点の360度画像が楽しめる。
さらに、間もなく発売される仮想現実(VR)ヘッドセット「Daydream View」を使うと、映画の世界に入り込み、杖を振って魔法を使いながら冒険できるコンテンツが楽しめる。
Googleは、メッセージアプリ「Google Allo」で使える「ファンタスティック・ビースト」ステッカー(スタンプ)も提供する。
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