GIFを対象としたツールを開発するGiphyの人気が投資家の間で高まっている。くだらないものからシリアスなものまで、あらゆる短い動画が飽くことなく求められているおかげだ。
お気に入りのGIFを見つけるための検索エンジンを提供する同社は、投資会社であるDraper Fisher Jurvetson、Institutional Venture Partners、China Media Capitalと既存の出資元からさらに7200万ドルの資金を調達したという。The Wall Street Journal(WSJ)が米国時間10月31日に報じた。
この新たな資金により、Giphyの評価額は約6億ドルとなった。3年前にニューヨークを拠点に創業した新興企業である同社は先週、1日あたり1億人を超えるユーザーが同社のGIFを視聴し、1日あたり10億件のGIFが同社の検索エンジンやアプリのほか、Viacom、Disney、Major League Baseballなどとの提携によって扱われているとした。
Giphyは、調達した資金を編集スタッフの増員や技術的機能の追加に充てるつもりだと、同社の最高執行責任者(COO)を務めるAdam Leibsohn氏はWSJに語った。
同社はまだ収益を生成する方法を模索している最中だとLeibsohn氏は言い添えた。Giphyは次なる計画として、スポーツイベント、ニュース、エンターテインメントに関連づけられた膨大なGIFライブラリの拡充などを図るという。
「GIFを作成、視聴、共有するためにユーザーが集まる、GIFのYouTubeになることを目指している」と同氏は述べた。
Giphyにコメントを求めたが直ちに回答は得られなかった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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