FacebookがSnapchatの買収を試みたが失敗したことを覚えているだろうか。同社はどうやら類似のメッセージング技術の取得をあきらめてはいなかったようだ。
Facebookは2016年夏、SNOWに買収を提案したが失敗していたという。SNOWは、「Snapchat」に似たアプリの開発元で、韓国Naverの子会社。TechCrunchが米国時間10月31日に報じた。TechCrunchは、Facebookをよく知る情報筋の話として、Facebookの最高経営責任者(CEO)を務めるMark Zuckerberg氏が自ら電話をかけたにもかかわらず、買収提案は拒否されたと報じている。
「SNOWがさまざまな企業から買収提案を受けていることは事実だ」とNaverの広報担当者はTechCrunchに述べたが、買収を持ちかけた企業名は明らかにしなかったという。
Facebookがこの数年間で追加した機能とこれから追加する予定の機能の多くが、Snapchatに似ているとされている。Naverは9月、SNOWに4500万ドルを出資した。SNOWは、Snapchatユーザーに人気の高い、フィルタやステッカーのような機能を備えている。
Facebookにコメントを求めたが直ちに回答は得られなかった。Naverの広報担当者とは連絡が取れなかった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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