GoogleがFameBitを買収した。同社はコンテンツクリエイターとマーケティング業者を引き合わせてスポンサー契約やブランデッドコンテンツを実現するコミュニケーションプラットフォーム「FameBit」を運営している。
米国時間10月11日、Googleは、YouTube公式ブログへの投稿でこの買収を発表し、これによって「あらゆる規模のクリエイターが、ブランドと直接つながることが可能になる」と述べた。
これまでも「Google Preferred」のようなスキームが存在し、ブランド広告主に対してそれぞれの関心に応じ、最も人気の高いYouTubeチャンネルへのアクセスを提供している。これに対してFameBitの買収は、個人や新興のコンテンツクリエイターにYouTubeプラットフォームにとどまるのに十分な利益を得る機会を与え、競争の場を多少なりとも公平化する意義がある。
FameBitの創設者のDavid Kierzkowski氏とAgnes Kozera氏はブログ投稿で、この買収を「このうえなく喜んでいる」と述べた。両氏がわずか3年前に立ち上げたFameBitは、いまや2万5000本以上のブランデッドビデオを擁し、視聴時間も延べ20億分に達している。
FameBitによると、同社のプラットフォームは、当面は独立した事業として運営を続けるが、この形態はGoogleの今後に関する計画によって変わる可能性があるという。
この買収の金銭面の詳細は開示されなかった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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