Appleにとって、ヘッドホンジャックを葬り去ったのは始まりにすぎない。従来の紙袋も、同社の廃止対象リストに加わったようだ。英Guardianの現地時間9月20日の報道によると、Appleは樹木のパルプを原料とする紙袋で米国特許を出願したという。
ただし、これが単なる普通の紙パルプでないことに注意してほしい。Appleは具体的に、理想的な大型バッグの素材として、「リサイクル資源」を60%以上使うことを目指している。確かにこれは崇高な目標だが、必ずしも画期的な取り組みというわけではない。とはいえ、今回の特許出願が、(ソニーのスマートカツラを筆頭とする)まったく奇妙な他の出願案件より実用的なのは間違いない。
言うまでもなく、Appleは極めて大きな企業で、巨大な小売事業を自社で手がけている。同社は、文字がレーザーエッチングされた布や5軸のロボットアームなど、より一般的なテーマの特許も定期的に出願している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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