Bluetoothでスマートフォンと連携するドア用のスマートロックは、製品が数多く登場して珍しくなくなった。使っている人によると、とても便利で鍵のあるすべてのドアに取り付けたくなるらしい。
この便利さを引き出しで享受しようというスマートデバイス「Smart Cube」が、クラウドファンディングサービス「Indiegogo」に登場した。現在、支援を募集中。
Smart Cubeは、引き出しやクローゼット、戸棚、オフィスのファイルキャビネットなどに取り付けて使うスマートロック。貴重品や重要な書類、見られたくない物を安全に保管するほか、薬や洗剤、銃などの危険な物を子どもから離しておくことにも利用可能だ。
Bluetoothで連携させたスマートフォンのアプリで制御し、解錠や施錠などができるので、鍵を使う手間が省ける。さらに、スマートフォンを持った状態でSmart Cubeに近づくと自動的に解錠され、離れると自動ロックされるよう設定すると、スマートフォンを出す必要すらなくなる。
取り付けは、まずマウントを強力な粘着テープで貼り付けて「Cube」モジュールを装着し、引き出し側のCubeと合う位置にコネクタを固定する。
家族や同僚と1つのSmart Cubeを共用できるようにするため、複数ユーザーのスマートフォンで解錠する設定も施せる。アプリから鍵の状況を確認することも可能。
Indiegogoでの目標金額は5万ドル。記事執筆時点(日本時間10月3日11時)でキャンペーン期間は1カ月残っているが、すでに目標の1.5倍近い約7万4000ドルの資金を集めている。
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