Snap(旧称Snapchat)は先ごろ、動画撮影カメラ内蔵のスマートサングラス「Spectacles」をリリースすることを明らかにした。
Recodeによると、まもなく発売されるこのサングラスの責任者は、モバイル業界で様々な役職を歴任してきたSteve Horowitz氏だという。
Horowitz氏は、GoogleのOS「Android」の開発に初期から携わったソフトウェアエンジニアの1人であり、Apple時代に「Mac」を担当したこともある。Horowitz氏がSpectaclesの開発に果たした最大の貢献とはおそらく、Motorola勤務時代の実績をもたらしたことだろう。同氏はかつて、同社のエンジニアリング担当シニアバイスプレジデントとして、スマートウォッチ「Moto 360」の開発に取り組んだ。
Snapがウェアラブル分野に参入する中で、Horowitz氏の専門知識は欠かせないものになるだろう。ハードウェア事業には、デザイン、ロジスティクス、小売り販路などに関連する、ウェブサービスとはまったく異なるスキルセットが必要だ。
同社を率いる最高経営責任者(CEO)のEvan Spiegel氏は、Horowitz氏に期待を寄せていたようだ。Horowitz氏は2015年、エンジニアリング担当バイスプレジデントとしてSnapに加わったが、同社はHorowitz氏の具体的な業務について明らかにしていなかった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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