Parrotは9月29日、「Parrot MINIDRONESシリーズ」として、「Parrot Swing」と「Parrot Mambo」を発表した。価格は、Parrot Swingが1万7000円。Parrot Mamboが1万5000円。10月発売予定。
Parrot Swingは、固定翼とクアッドコプターの要素を統合。固定翼を持つミニドローンとして、初めて垂直離陸に対応した。離陸した瞬間に固定翼モードに自動で切り替わり、最高時速29キロメートルの高速移動を生かしたレースゲームにも利用できるという。クアッドコプターのように水平移動も可能だ。
筐体はコンパクトで、固定翼を持ちつつ73gと軽量。レスポンス性にも優れており、右旋回、左旋回、Uターン、90度旋回、180度旋回、ハーフフリップ、宙返りなどもスムーズに動作するという。飛行時間は最大8分。充電時間は2.6Aの充電器を使用することで25分の高速充電に対応する。
センサは、3軸加速度計と3軸ジャイロスコープを内蔵。クアッドコプターモードでは、内蔵のカメラが地面の画像を16ミリ秒ごとに比較し、ドローンの速度を決定する。カメラの高度は、超音波センサと圧力センサを組み合わせて測定し、自動制御にフィードバックされる。
また、地面または水平線の静止画を撮影し、ドローンに内蔵された1Gバイトのフラッシュメモリに記録することも可能。FPVおよび動画撮影には対応しない。
Parrot Manboは63gの軽量・小型ボディのクアッドコプター。6ミリのボール球を発射できる「キャノン」機能のほか、飴玉や角砂糖など4gまでの物体を運搬できる「グラバー」機能が特徴だ。こちらもカメラを内蔵し、1Gバイトのフラッシュメモリに静止画を保存できる。最大時速は29キロメートル。最大9分の飛行が可能だ。
ドローンの操縦は、iOS/Android専用アプリの「FreeFlight Mini」で可能。ドローンとの接続はBluetooth Low Energyを採用している。また、専用コントローラ「Parrot Flypad」による操縦にも対応する。Parrot Flypadも単体で販売する予定で、価格は5000円(税別)。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス