UPDATE Parrotの最新のコンシューマー向けカメラ付きドローンは、性能を念頭に置いて設計された。
ドローンの製造を手がけるParrotは米国時間11月17日、「Bebop 2」をサンフランシスコでの記者会見で発表した。Parrotによると、初代「Bebop」と同様、操縦スキルは不要で、誰でも箱から出したらすぐに飛ばせるように設計されている。
Bebop 2は重量が500gと軽く、サイズも小さいことから、バックパックに入れて十分持ち運べる。ただし、プロペラはこれまでより長い6インチ(約15.24cm)になったことで推力重量比が向上し、より高性能なモーターを組み合わせたことで、100mを18秒で飛行することができる。Parrotによると、同デバイスは、風洞試験で最大風速64.82kmhでの操縦が可能だという。
初代Bebopが抱えていた最大の問題点の1つは、最大で約11分というバッテリ持続時間があった。Parrotは、2700mAhのバッテリを搭載することで、Bebop 2の航続時間は最大25分間としている。
内蔵のカメラは、レンズのカバーデザインが新しくなったが、仕様に変更はなく、14メガピクセルのセンサと視界180度をカバーする広角レンズを搭載する。最大1080pの解像度で撮影された動画は、8Gバイトの内部フラッシュストレージに記録される。
他の多くのカメラ付きドローンに採用されているモーター付きジンバルの代わりに、Bebop 2は3軸のデジタル手ぶれ補正を採用しており、スムーズな動画撮影が可能だ。これは初代のBebopにも採用されており、非常にうまく機能していたが、動画の品質は全体的に普通だった。
プロペラを除いて可動部品はなく、衝突しても機体が持ちこたえる可能性がある。ABS樹脂製の機体はグラスファイバーで補強されているため、さらにいっそう頑丈になっている。Parrotによると、着陸時の耐衝撃性を得るために脚部の耐久性を高め、レンズには防塵部品を採用しているという。
Bebop 2は、「iOS」や「Android」搭載端末でParrotのアプリ「FreeFlight 3」を使用してすべて操作できる。同アプリは無料だが、アプリ内購入によりフライト計画機能を利用できるようになり、Bebop 2が飛行する際のウェイポイントを設定することが可能だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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