ビットコイン決済サービス「coincheck」を運営するレジュプレスは10月3日、カンムとの業務提携を発表した。coincheckユーザーは、カンムが発行するVisaプリペイドカード「バンドルカード」を通じて、200カ国(4000万店以上)のVisa加盟店でビットコインが利用できるようになる。
バンドルカードを通じて、ビットコインを利用するためには、バンドルカードアプリ(iOS)をダウンロードし、無料登録する必要がある。利用登録に必要な情報は生年月日と電話番号のみ。登録後は、その場でネット決済専用のカード番号が取得できる。また、リアル店舗で利用するプラスチックカードの発行については、発行手数料300円で対応する。
チャージは1000円単位(1000円~3万円)で可能。ビットコイン送金完了後に残高へと反映される。月間チャージ上限額は12万円、累計チャージ上限額は100万円。上限金額以内であれば、何度でもチャージできる。
今後は、プリペイドカードだけにとどまらず、coincheckウォレットからリアルタイム引落可能なビットコインデビットカードの発行も視野に入れているという。
なお、同社は9月26日に、LPガス事業者の三ッ輪産業と提携し、電気料金やガス料金など、公共料金の支払いに仮想通貨「ビットコイン」を導入することを発表している。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」