Googleは米国時間9月20日、「Googleドライブ」の検索機能で自然言語処理をサポートすることにより、ドキュメントの検索がさらに容易になると発表した。
ファイル内のキーワードを使うだけでなく、ユーザーは「『find my budget spreadsheet from last December(昨年12月の予算のスプレッドシートを探して)』とか、『show me presentations from Anissa(Anissaのプレゼン資料を見せて)』といったようなテキストを入力できる」と、Googleの製品担当マネージャー、Josh Smith氏はブログで説明している。「Googleドライブは、ユーザーの意図を把握して(リンク形式の)オプションを提示し、クリックするとそうした特定の検索結果が得られる」
自然言語機能は検索を重ねるごとに向上するはずだと、Smith氏は記している。
Googleは、自然言語処理への投資を続けており、9月19日にも新興企業API.AIの買収を発表したばかりだ。API.AIの技術により、開発者らは、チャットボットなどの自然言語インターフェースを構築できる。
Googleは、Googleドライブに関連する他のアップデートもいくつか発表した。ドライブ内の検索には、つづりに誤りがある単語を訂正して提示する自動訂正機能が搭載された。また、「Googleドキュメント」は、本文の複数列表示(段組み)に対応した。さらに、非Google系のファイルをGoogleドキュメントや「Googleスプレッドシート」「Googleスライド」で開いた場合、そのコピーが自動保存されるようになった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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