プロのビデオカメラマンを雇って付いてきてもらい、楽しいイベントの一部始終を捉えたパーソナライズされた動画を作成してもらえたらいいのにと思ったことはないだろうか。
いや、パーソナルパパラッチを実際に雇うのはかなり気持ち悪いだろうと考え直してしまうかもしれないが、新しくアップデートされた「Google Photos」アプリでは、静止画像を撮影するだけで、後は人工知能(AI)エンジンが処理してくれる。
Googleは米国時間9月19日のブログ記事で、似た内容の写真を自動的に収集し、思い出に基づくスライドショー動画を作成するGoogle Photosアプリの新機能を紹介した。例として同社は、少女の子供時代の写真で構成されたコンセプト動画を掲載している。
正確には、動画作成サービス自体はこれまでもあったが、最近アップロードされた写真だけを対象に収集が行われていた。同アプリは今回、ユーザーの写真アルバム全体から写真を選択してコンテンツを生成する。
このアプリが、Facebookが2015年にリリースした「Moments」アプリよりもうまく機能することを願おう。Momentsアプリは先週、ユーザーの自動車事故の写真から、不気味なほど快活な動画を作成したことで物議をかもした。
Googleは、相手のさまざまな環境に対応して写真を簡単にシェアできる機能も追加した。
同社はさらなるコンセプトをまもなく発表すると予告している。Google Photosアプリのアップデートは、「Android」版、「iOS」版、およびウェブ版に提供されている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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