スマートフォン「Galaxy Note 7」の発火事故を受け、サムスンは世界的に出荷を中止し、交換プログラムを発表するなどしているものの集束しておらず、さらなる波紋を呼んでいる。
Galaxy Note 7は、充電中などにおいて、内蔵のリチウムイオン電池が発火したり爆発したりする事故が多く発生している。
米消費者製品安全委員会(CPSC)は米国時間9月9日、「Samsung Galaxy Note 7を所有するすべてのユーザーに対し、電源を切り、充電や使用をやめるよう強く求めている」とし、使用中止を勧告。
さらに米連邦航空局(FAA)も航空機の乗客に対し、機内でGalaxy Note 7の電源を入れたり充電したりしないよう警告した。
これを受けて、日本でも国土交通省が安全対策が講じられるまでの当面の間、航空機への持ち込みに関して(1)機内では電源を切ること(2)機内では充電を行わないこと(3)受託手荷物として預け入れないこと──の3点を旅客に対し周知するよう、本邦航空会社あてに要請した。
海外では8月に発表され、日本でも追って発売すると見られていたが、発売日など詳細は未定のままだ。
Press Statement from the U.S. Consumer Product Safety Commission Regarding the Samsung Galaxy Note7(CPSC)CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」