Microsoftが10月下旬に秋のハードウェア発表会を開催し、「Surface」ブランドの端末を披露すると筆者は聞いている。一部の情報筋らによると、「Cardinal」として把握されているものだという。
筆者が聞いたところでは、Surface Cardinalは、デスクを「スタジオ」に切り替えられる製品として位置付けられる可能性があるという。筆者の予測はこうだ。Cardinalは、うわさされているオールインワン型Surfaceで、「Windows 10」を搭載する。Windows Centralが最初に報じたこの端末は、1~3種類の異なる画面サイズ(21、24、27インチ)で提供される可能性がある。Windows Centralが推測していたように、「Surface Hub」の中核的な要素である「Perceptive Pixel」画面技術を採用した、Surface Hubの消費者向けバージョンなのかもしれない。
Microsoftは2015年に、オールインワンのモジュール式PCの特許を出願しており、2016年2月に公開された。
筆者が問い合わせたところ、Microsoftは予想どおり、このイベントで予定されている具体的な発表内容については語らず、イベントを開催する予定であることを認めてもいない。
筆者が最後に聞いた情報では、2016年秋に、一部の既存のSurfaceタブレットにこれまでよりも高速な新しいプロセッサを搭載し、おそらくいくつかのマイナーな機能アップデートを加えたマイナーチェンジ版が発表される可能性があるとのことだった。一方、予測されていた「Surface Book 2」や「Surface Pro 5」のような新端末は、2017年春まで大きく発表されることはない見通しだ。「Surface Phone」が実際に製品化されるとしても、かなり先になる可能性があると情報筋らは述べている。
Microsoftが「Atom」を搭載する「Surface 3」や「Microsoft Band 2」のアップデート版を発表する計画の有無や時期については筆者は何も聞いていない。情報筋らは、どちらの端末も2016年中のアップデートは期待できないとしている。
2015年秋のイベントはMicrosoft製ハードウェアの発表に終始したが、2016年秋のハードウェア発表イベントでは、複数のOEM端末も取り上げられる見込みだと筆者は聞いている。2015年のイベントは10月6日にニューヨーク市で開催され、「Surface Book」「Surface Pro 4」「Microsoft Band 2.0」と、スマートフォン「Lumia 950/950 XL」が発表された。
筆者の情報筋の1人によると、2016年秋のハードウェア発表イベントには「Project Rio」という独自のコード名が付けられているという。開催日は10月の最終週である可能性が高く、おそらく10月26日になると筆者は聞いている。開催場所はニューヨーク市になると筆者は予測している。
情報筋らによると、Microsoftは以前、ゲームストリーミングサービスにも「Rio」というコード名を使用していたが、そのサービスは発表される前に廃止されたという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
企業や自治体、教育機関で再び注目を集める
身近なメタバース活用を実現する
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
OMO戦略や小売DXの実現へ
顧客満足度を高めるデータ活用5つの打ち手