SpaceXのロケットが爆発、Facebookのインターネットアクセスサービス提供計画に影響

Jake Smith (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部2016年09月02日 07時21分

 SpaceXのロケットが米国時間9月1日、フロリダ州ケープカナベラルの発射台で爆発した。同ロケットは3日に予定されていた発射を前にエンジンの試験中だった。

 このロケットには、農村地域にインターネット接続を提供するためのFacebookのInternet.orgの衛星が搭載されていた。

 SpaceXは声明で、「SpaceXは、1日の標準的な発射前の静的燃焼試験の準備中に、発射台に異常が生じ、ロケットと積載物が失われたことを確認した」と述べた。人的被害はなかったとしている。

 米ZDNetはFacebookに連絡を取ったが、「AMOS-6」衛星の損害に関するコメントは得られなかった。Facebookはフランスを拠点とするEutelsatと提携し、今後5年間にわたって9500万ドルで衛星をリースするプロジェクトを進めていた。

 AMOS-6は、アフリカ西部、東部、南部の広い範囲を対象に衛星通信を提供する予定だった。

 Facebookの最高経営責任者(CEO)Mark Zuckerberg氏は2015年10月、「これらの地域全域で地元のパートナーと協力し、地域住民が衛星を介したインターネットサービスにアクセスできるようにするつもりだ」としていた。

SpaceXのロケットが爆発、Facebookのインターネットアクセス提供計画に影響
提供:Facebook

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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