Appleが「iCloud Drive」に保存可能なデータの最大容量を従来の2倍にあたる2テラバイトに拡大した。
新しい2テラバイトプランの利用料金は月額19.99ドルで、これまで最大容量だった1テラバイトプランの月額料金9.99ドルの2倍に設定されている。5Gバイトのストレージを無料で利用できるオプションは、今後も提供される。Appleは月額99セントの50Gバイトプラン、同3.99ドルの200Gバイトプランも提供している。
2テラバイトプランは、大規模なiCloudフォトライブラリを持つユーザーや、新しい「macOS Sierra」のiCloud Drive機能を利用するユーザーに恩恵をもたらすはずだ。
iCloudはかつて写真やアドレス帳を保存する場所だったが、iCloud Driveの登場により、本格的なクラウドストレージサービスとして使うことも可能になった。具体的には、PDFやプレーンテキスト文書、「Excel」スプレッドシートなど、あらゆる種類のファイルをバックアップして、「iOS」端末や「Mac OS」端末、「Windows」コンピュータからそれらのファイルにアクセスできるサービスのことだ。
参考までに、「Google Drive」は15Gバイトを無料で提供している。有料プランは、100Gバイト(1.99ドル)から超大容量の30テラバイト(月額299.99ドル)まで、さまざまなプランが用意されている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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