Pinterestは米国時間8月23日、Instapaperを買収したことを明らかにした。買収金額は公表されていない。
Pinterestは、より多くの記事を自社サイトに呼び込もうとしている。Pinterestのサイトは主に、ユーザーが写真ベースのコンテンツを投稿して管理する場所となっている。一方のInstapaperは、ユーザーが「何でも保存して、どこでも読める」ようにするサービスだ。これは本質的に、ユーザーがインターネット閲覧習慣を管理するためのツールと言える。Pinterestはまた、Instapaperを支える技術的ノウハウを活用したいと考えている。
Pinterestでリード製品マネージャーを務めるSteve Davis氏は、こうコメントした。「われわれは、任意のデバイスでコンテンツの保存と発見を簡単にすることに注力している。Instapaperのチームは記事の保存、キュレーション、分析の専門家であり、Pinterestとの合流は歓迎だ。Instapaperは今後、われわれと協力して、リコメンデーション技術の構築とインデックス化を継続する」
Instapaperはブログ記事で、23日から新規ユーザーの登録を終了し、既存顧客への課金を停止するとした。Instapaperの開発者向けAPI「Instaparser」については、2016年11月1日まで運用を継続するという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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