IntelのエグゼクティブバイスプレジデントDiane Bryant氏は米国時間8月17日、「Xeon Phi」プロセッサの次世代モデルについて言及し、ディープラーニング(深層学習)モデル向けに、さらに優れた性能と効率を備えたものになるとした。
2017年に登場予定のこのプロセッサは、現在「Knights Mill」というコードネームで呼ばれている。新しいチップはIntelの単精度演算性能をさらに向上させ、機械学習のワークロードに最適化するという。
同社によると、Intelのプロセッサは機械学習のワークロードをサポートするために展開されたサーバの97%に搭載されているという。ただし、2015年に展開されたサーバの中で機械学習に使われているものは全体の7%にすぎないと、Bryant氏は述べた。当然ながら、同社はこの比率が急速に拡大すると見込んでいる。
また、Bryant氏は同日、大規模な機械学習のフロンティアをさらに推し進めることを目的として、Intelが米エネルギー省科学部の主力計算施設である国立エネルギー研究科学計算センター(NERSC)と提携することも明らかにした。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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