フォッグは8月16日、同社のアイドル応援アプリ「CHEERZ」、KKBOX Japanの定額制音楽配信サービス「KKBOX」、チューンコアジャパンの楽曲配信ストアにて楽曲を発売できるサービス「TuneCore Japan」の3サービスにおいて業務提携し、共同プロジェクトを開始すると発表した。
このプロジェクトにより、CHEERZに参加しているアイドル160グループ(約650人)は、定額配信サービスのKKBOXのほか、「iTunes Store」「amazon music」「LINE MUSIC」といった音楽配信プラットフォームへの楽曲配信が、年間管理費などの負担なしに可能となる。iTunes Store、amazon music、LINE MUSICには、TuneCore Japanを経由して配信する。
今回の業務提携では、楽曲配信プラットフォームにおける「アイドル」というジャンルの確立、楽曲配信ルートの簡潔化による配信促進、楽曲配信場所の拡張による楽曲購入ユーザーの拡大とアイドル認知の拡大、海外での楽曲販売ルートの確保と販売促進といった目的がある。KKBOXでは、音楽ジャンルに「アイドル」のカテゴリーを今秋新設予定だ。
さらに、CHEERZ経由で配信されたアイドル楽曲は、KKBOX内で積極的にピックアップされるほか、アイドル自身がミュージックキュレーターとなりさまざまなジャンルの音楽を紹介し、利用者に対して新たな音楽体験提供する。加えて、アプリ内のユーザーとのコミュニケーションイベント「Listen with」などを実施するとしている。
これまで、「年間の管理費負担」や「楽曲配信の方法が分からない(もしくは、手間がかかる)」という理由から、CDを発売していても音楽配信に着手できていないアイドルが多く、今までライブ現場でなければ音源を購入することができなかった。今回の取り組みにより、楽曲の国内販路拡大と、海外ファンに対しても楽曲購入を促進していく。
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