ユナイテッド傘下のフォッグは12月4日、アイドル本人が投稿した写真を見て応援できるSNS「CHEERZ(チアーズ)」の提供を開始した。基本利用無料の一部課金制で、iOS/Androidアプリで提供する。
CHEERZを一言でいうと“ユーザー参加型のアイドル応援アプリ”だ。フォッグと契約を交わした30組200人以上のアイドルが投稿した写真をリアルタイムに閲覧できる。フィードに流れてくる写真は、アイドル本人がスマホで撮影したスナップや自撮り写真など。ユニットではなく個人単位での投稿という。
ユーザーが気に入った写真(アイドル)を「CHEER」ボタンを押して応援することで、アイドルはCHEERをされた回数に応じ、アプリ内でのピックアップや、提携する他媒体での露出などのプロモーションを獲得できる。
CHEERできる上限数は決まっており、上限に達すると一定時間経つまでアクションを起こせない。CHEERの上限数は、それまでにCHEERをした累計数によってレベルが上がり徐々に増えていく。また、ログイン時や課金により得られるポイントを使用することで、CHEERを早く回復させることができる。なお、その“ユーザーが課金により得たCHEER”の獲得数に比例した収益をアイドルは受け取れる。
CHEERZにはランキングが2つあり、それぞれデイリー/マンスリーで表示される。アーティストランキングは、参加しているアイドルごとのCHEER獲得数に応じたもの。そしてファンランキングは、参加アイドルごとのCHEERをしている回数に応じた“ユーザー”のランキングだ。なおこのほか、期間限定での企画ごとのランキングも用意するという。
当初の参加アイドルは50音順で、アイドルカレッジ、Ange☆Reve、CAMOUFLAGE、CLEAR'S、KOBerrieS♪、小桃音まい、さんみゅ~、じゅじゅ、Stella☆Beats、せのしすたぁ、TAKENOKO、DIANNA☆SWEET、とちおとめ25、drop、Party Rockets、hanarichu、PIP(PlatonicsIdolPlatform)、PiiiiiiiN、PPP!PiXiON、フラップガールズスクール、プラニメ、Predianna、propetite、WHY@DOLL、吉田凜音、愛乙女★DOLL、リナチックステイト、LuceTwinkleWink☆。今後も続々と増えるそうだ。
フォッグでは、将来的にCHEERZを全世界で提供したい考え。「日本が世界に誇るコンテンツである“アイドル”の認知を、日本国内での有名無名問わず、世界に拡げることができる、そんなきっかけになるアプリを目指す」としている。なお今後、CHEERZと同じ仕組みをアイドル以外に横展開することも検討しているそうだ。
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