Appleが医療分野への参入をさらに進めているようだ。米特許商標庁(USPTO)が米国時間8月11日に公開した特許出願書類で、Appleが新しいヘルスケア用ウェアラブル端末に関する特許の取得を目指していることが分かった。この端末は、さまざまなアクセサリとして身に着けることができ、例えば、時計や指輪、ブローチ、あるいはまったく別のアクセサリになる可能性があるという。この出願書類は、Patently Appleが発見した。
Appleは、心拍を測定するための心電図(ECG)機能を備えた新たなウェアラブル端末を投入することで、米国における1480億ドル規模の医療デバイス市場に参入できる可能性がある。この端末が実現すれば、「Apple Watch」を論理的に進化させたデバイスとして機能することが考えられる。Apple Watchは、ウェアラブルなコネクテッド技術というアイデアの先駆けとなった中心的な製品だ。
ECG対応の指輪またはブローチ型デバイスはニッチではあるが、心臓病の検査に不可欠な製品になるだろう。通常、ECGの測定値はデバイスの心臓からの距離によって異なる傾向がある。Appleが特許の取得を望んでいる端末の出願書類にはキャリブレーションプロセスについて記されており、それによると、このデバイスは体のどこに装着していようと、正確な計測値を算出できるという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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