ソニーは、米国時間9月7日にニューヨーク市で開催するプレスカンファレンスに、ジャーナリストらを正式に招待した。このカンファレンスで、アップグレードされた「PlayStation 4」が初披露されることはほぼ確実とみられる。
メールによる招待状は、ソニーが次の大きな発表の期日を9月の第1水曜日に定めたとの報道がウェブ上で流れた日の翌日に届いた。招待状には、単純に「PlayStation Meeting」とだけ記されているものの、これほど明確な場を設定しながら、ソニーが何かほかの発表を行うとは考えにくい。
ソニー・インタラクティブエンタテイメントの社長兼最高経営責任者(CEO)を務めるAndrew House氏は、ビデオゲーム見本市「E3」が開催される直前の6月にFinancial Timesが行ったインタビューで、「PS4」のアップデート版の準備が進んでいることを認めていた。この新しいゲーム機は、E3では展示も言及もされなかったが、この記事では、「Neo」というコードネームや、強化されたUltra HD(4K解像度)グラフィックスを提供すること、「現行のPS4と併売され、それを補完するもの」になることが明言されていた。
言い換えるなら、新製品は、「PlayStation 5」というより「PS4.5」と呼ぶべきもので、既存のゲームタイトルでもアップグレードされたグラフィックスを提供できるだろう。ソニーのファンはまた、10月13日発売予定の別売の仮想現実(VR)システム「PlayStation VR」を使用するときに、Neoがよりスムーズな(つまり、ゲーム酔いを起こさない)経験を提供してくれることを望んでいる。NeoとPlayStation VRがセット販売される可能性も十分にありそうだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」