「Google Maps」のプレリリース版をみると、駐車場の空き状況を知らせる機能がまもなく追加される予定であることが伺える。
新たな機能は、音楽やスポーツイベントの会場、ショッピングモールなどの近くまでやってきて、駐車スペースが見つけられそうかを判断するのが困難な場合に、大きな助けになるかもしれない。Android Policeによると、Google Mapsには駐車できる確率が高い順に「easy」「medium」「limited」の3つのレベルが表示されるようだという。
Android Policeが発見したこの機能は、まだ正式にリリースされていない「Google Maps for Android v9.34」を解析した結果、分かったものだ。
また、ナビ機能に「北が上になるよう地図を固定」するオプションが加わった。従来の設定では、ナビ機能の使用中に進行方向に合わせて地図が自動回転するようになっていたが、新たなオプションはこれに置き換わる。また北向き表示には、うっかり画面をスワイプして居場所を見失った場合に対処する機能も追加されている。
「地図を北向きに固定」を有効にした場合、ディスプレイを2本の指でスワイプすれば通常の表示に瞬時に切り替わる。この機能は、ユーザーが次の曲がり角を確認するため、地図をズームするときに役立つはずだ。
もっとも、これらの機能がGoogle Mapsの次期リリースに搭載される保証はない。
このほかに、Google Maps関連アプリとして「Verne: The Himalayas」がリリースされた。これは、Google Mapsによるヒマラヤ山脈の3Dデータ画像を使ってGoogleが作成したアプリだ。
ゲームと3Dマップを融合したこのアプリは、ユーザーが身長500フィート(約152メートル)のイエティ(ヒマラヤ山脈に住むと言われる伝説上の怪物)になってヒマラヤ山脈を探検する。途中で、ヤクを追いかけたり、エベレストに登ったりと、さまざまな遊びができる。アプリはGoogle Playで入手できる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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