「Windows 10 Anniversary Update」の配信が、米国東部時間8月2日午後1時ごろまでに開始された。
Anniversary Update(2016年7月にちなんで「1607」や、「Build 14393」とも呼ばれる)には、「Windows 10」に対する最新の修正や機能が含まれている。2015年7月29日にWindows 10を初めてリリースしてから、Microsoftが同OSに対する主要なアップデートを提供するのはこれで2度目。
「Windows Update」を通じてAnniversary Updateが最初に提供されるのは、最新のハードウェア、BIOS、ファームウェアを使用するユーザーになると聞いている。ドライバに起因して互換性の問題が生じる可能性のあるユーザーには、Windows Updateによる配信は少し先になるかもしれないと筆者の情報筋らは述べている。
「Xbox One」に対しては、Anniversary Updateの一部の機能が7月30日にリリースされた。
8月1日には、「Microsoft Volume Licensing Service Center」のボリュームライセンスを対象にWindows 10 Anniversary Updateが提供された。また、同社と提携する再販業者にも1日、「Partner Portal」を介してAnniversary Updateのコードが提供されている。
MSDNユーザーはAnniversary Updateを2日に入手可能だ。Microsoft関係者らは1週間前に、Anniversary Update ISOを2日に提供開始する予定だと述べていた。「Media Creation Tool」は、Anniversary Updateを含むようにアップデートされているようだ。
Windows 10 Anniversary Updateのソフトウェア開発キット(SDK)も既に提供されている。このSDKを使用することにより、Win32アプリ開発者らは必要に応じて、デスクトップアプリを「Universal Windows Platform」(UWP)に移行させる「Project Centennial」を利用でき、自分のアプリを「Windows Store」に公開できるようになる。
Windows 10 Anniversary Updateのリリーススケジュールについては、他に以下の情報が明らかになっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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