サムスンは米国時間8月2日、ニューヨークで毎年開催する同社のUnpackedイベントで、スマートフォン兼タブレット「Galaxy Note 7」を発表した。ソフトウェアがアップグレードされているほか、水中で使用できる「S Pen」やセキュリティを強化するための虹彩スキャナなどの新機能が搭載されている。
サムスンのモバイル部門を統括するDJ Koh氏はこの主力端末を、「世界で最もインテリジェントなスマートフォン」と表現した。
多大な人気を誇るサムスンの「Galaxy S7」と「Galaxy S7 Edge」に合わせてGalaxy Note 7と名付けられたこの新製品によって、サムスンはエンタープライズ市場でAppleに対する競争力を高めることができる。
Note 7に付属するS Penは、充電の必要がなく、新しい「Air Command」機能が搭載されている。Air Commandによってユーザーは、S Penをスマートフォン上にかざすだけで、言語を変換したり画面を拡大したりできるようになる。手書きのメモやスケッチ、編集済みのメモなど、S Penで作成したものは、新しい統合アプリ「Samsung Notes」で保存できる。S Penによって、GIFファイルの作成や共有も可能だ。
その他の特長と仕様は以下の通り。
サムスンは、Note 7に対応する新しい「Gear VR」ヘッドセットも発表した。また、この端末用に一連の新しいアクセサリも発表した。例えば、Note 7を入れることのできる新しいポータブルカバー「S-View」などがある。IP68に準拠した防水バッテリバックパックも提供する。
Note 7は8月19日に発売される予定で、米国では8月3日に予約受付を開始するという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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