リンクアンドモチベーションは7月29日、組織改善クラウドサービス「モチベーションクラウド(MOTIVATION CLOUD)」を公開し、HRTech市場に本格参入すると発表した。2020年までに2000社導入、売上50億円を目指す。
モチベーションクラウドは、組織状態の把握から、改善プランの実行までを支援するクラウドサービス。同サービスの導入により、人事担当者や現場社員が組織のPDS(Plan-Do-See)サイクルを回し、組織力を自ら強化していける状態を実現できるという。
具体的には、現状把握(See)として、同社の組織診断ツール「組織診断サーベイ」を利用し、ワークモチベーションに影響を与える項目や事業部・階層・性別・入社年次といった属性別で結果を算出する。また、項目・属性のほか、他社・経年比較などさまざまな角度から分析することで、効果的かつ効率的な変革へと導くとしている。
目標設定・改善プラン策定(Plan)では、経営者・人事担当者がサーベイ結果を踏まえて組織目標を数値で設定。フォローツールをもとに改善プランを策定する。改善プラン実行(Do)では、現場社員がアクションプランを簡単に登録・確認できるほか、経営者・人事担当者は、クラウド上で各部署の進捗状況が確認できるようになるとしている。
同社では今後、モチベーションクラウドにおいて、人工知能(AI)を通じ、ビッグデータの活用にも取り組んでいく予定。
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