Windows 10は常時、白が基調色となっていた。しかし、まもなく設定メニューやマップアプリ、「電卓」アプリなどのWindows標準アプリで、白色よりはるかに目に優しいダークテーマを選択できるようになる。設定メニューの「パーソナル設定」タブで、アプリモードを「Light」(デフォルト)と「Dark」の2つから選択できるようになった。Darkモードでは、背景が黒色、スクロールバーが濃い灰色、文字が白色で表示される。エクスプローラーを除く、ほとんどのWindows標準アプリで有効だ。
Windows 10の仮想デスクトップには、まだ改善の余地があるが、MicrosoftはAnniversary Updateで仮想デスクトップのことを完全に忘れているわけではない。Anniversary Updateでは、特定のプログラムから開かれた1つのウィンドウ、またはすべてのウィンドウをすべてのデスクトップに「ピン留め」して、そのウィンドウやプログラムに常にアクセスできるようにすることが可能だ。この機能を有効にするには、「タスクビュー」ボタンをクリックして、ピン留めしたいウィンドウまたはプログラムの上で右クリックした後、「このウィンドウをすべてのデスクトップに表示する」か「このアプリのウィンドウをすべてのデスクトップに表示する」のいずれかを選択する。
MicrosoftはWindows 10の絵文字をすべてデザインし直して、「きめ細かく、表情豊かで、遊び心に満ちた」ものにした。新しい絵文字はサイズが大きく、はっきりとしたデザインを採用している。色も鮮やかで、2ピクセルの線で輪郭が縁取られている。また、肌の色を6種類のオプションから選択できる。Windows 10 PCで新しい絵文字を見つけるには、画面上のタッチキーボードを使う必要がある。このキーボードにアクセスするには、システムトレイのキーボードアイコンをクリックする。
「Windows Update」に「アクティブ時間」という機能が追加された。この機能では、普段コンピュータをよく使用する時間帯を設定することができる。ここで設定した時間帯に、Windowsがデバイスを再起動してアップデートをインストールすることはない。アクティブ時間にアクセスするには、「設定」>「更新とセキュリティ」>「Windows Update」>「アクティブ時間の変更」と進む。「アクティブ」と指定できる時間は最大12時間だ。
アクティブでない時間帯にたまたまPCを使っていた場合でも、アクティブ時間を一時的に無効にして、都合のいい再起動時刻を設定することもできる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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