VAIOは7月26日、デザインにこだわった15.5型のPC「VAIO C15」を発売すると発表した。
今回のテーマは「I like it」がコンセプトだ。インテリアや服を選ぶときのように、『これ、好きだな』と感覚で選ぶ買い方がPCにあってもいいのではないか、と考えたという。
素材感の異なるメタリックカラーとソリッドカラーのツートンを特徴とした個性的なデザインで、部屋にPCを置いたときにインテリアになじみ愛着が湧く色を選んだとしている。
ラインアップは、ホワイト/カッパー、ネイビー/グレー、イエロー/ブラック、オレンジ/カーキの4色。天板だけでなく、キーボード面にも切り替えデザインを配置している。
カラーは、IMRと呼ばれる金型内でフィルム上の印刷図柄を部品に転写する手法によって実現したもの。IMRは、単純なものを作れば塗装よりもコストが安くなるが、「塗装では実現できないデザインをPCで実現するためにIMRを使用した」というこだわりによるものだ。
VAIOは4つの「快」を軸にPCを手がける。具体的には、いつでもどこでもすぐに作業にとりかかれる「レスポンス」、静寂キーボードや必要なインターフェースの実装、タッチ&ペンなどの「インプット」、音質や高精細ディスプレイなどの「アウトプット」、「質感・剛性」──の4つのうち、質感・剛性にあてはまるもの。
「デザイン/カラーで気分が高まる、生産性が高まるも快の一つではないか」と説明する。
画面サイズは大画面の15.5型。デスクトップPC向けキーボードと同じ、キーピッチ約19mmのフルサイズキーボード、DVDスーパーマルチドライブを搭載する。
標準モデルでは、外光の映り込みを低減するアンチグレア液晶を採用している。前面の左右は大型のボックススピーカーと底面にサブウーファーを配置。カスタマイズモデルでは、1Tバイト/500GバイトのHDDに加え、HDDにフラッシュメモリーを組み込むことで速度と容量を両立させた1TバイトのハイブリッドHDDを選択可能だ。
市場想定価格は標準モデルが9万4800円。8月5日から発売予定だ。カスタマイズモデルは6万5800円~で、同様に8月5日から発売する。いずれの場合もイエロー/ブラックのみ、9月9日に発売予定だ。
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