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ショッピング天国の香港で「買い物はECで」は普及するか - (page 2)

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ソーシャルメディアのユーザー消費は、より個性化が進む

 国際環境保護団体のグリーンピースが実施した2015年1月の調査によると、香港市民1人当たりの衣類の年間平均購入額は9400HKドル。性別では男性が9600HKドル、女性が9200HKドル(※香港と台湾に住む20〜45歳の計3000人を対象に実施。衣類にはアンダーウェアと靴下を含まない。男性が女性の金額を上回ったのは衣類の単価が女性よりも高いためと考えられる)。

 台湾の年間平均購入額を香港ドルに換算すると、男性約4700HKドル、女性約4500HKドル。男女ともに、香港は台湾の2倍以上の消費金額となった。

 香港市民は多くの衣類を持ち「着ずに捨てる」ケースも目立っており、オンラインショッピングを一種の娯楽と見なしている傾向が強い。さらに、他の人が持っていない新しい商品を、いかに“安く・早く・楽しく”手に入れるかを重要視している傾向があるようだ。

 今回紹介したGoxipは最新のセレブニュースを入手しながら、ゲーム感覚で商品をサーチし、最新トレンドのショッピングを楽しめるという点で、これまでのショッピングアプリにはない新たな価値を提供しているといえる。


「Goxip」のオーバービュー(ソース:TheHuffingtonPost.com, Inc.

 多くの業態、多くの事業者があふれかえるアジアのネット小売市場で勝ち残っていくためには、リアルの店舗とネットショッピングの融合がますます課題となる。今後は、イノベーションによる新たな顧客経験を提供する企業が勝ち組となっていくだろう。

 筆者を含め、香港の小売店でなかなか入手できない商品や格安で販売されている商品を求めて、淘宝やAmazonなど域外のオンラインショップにアクセスする香港市民は少なくない。香港ネットショッピング市場に風穴を開けようと新規参入する個性的な企業が続き、選択肢が増えていくことを期待したい。

(編集協力:岡徳之)

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