写真が自動的に消滅することで人気を集めたメッセージングアプリの「Snapchat」で、今度は思い出が記録できるようになる。
ソーシャルネットワークSnapchatは米国時間7月6日、「Memories」という新機能を発表した。個々の画像を端末のカメラロールに保存しなくても、コンテンツをSnapchatに保存できるようにする機能だ。コンテンツは他のユーザーと共有することもできる。
同社のブログ投稿によると、個々のMemoriesは「My Eyes Only」とSnapchatが呼ぶ機能を使い、パスコードによるロックをかけることもできるという。
新しいコンテンツとMemoriesコンテンツを区別するために、撮影から24時間以上が経過した写真が再投稿される場合には、そのことを示すフレームの中に表示され、元の日付が添えられる。
Memoriesはキーワードによって検索可能で、同社によると、写真は画像認識技術によってカタログ化されるという。
Memoriesは時間をかけて徐々に提供される。使用可能になった時点で、Team Snapchatアカウントからのメッセージが各ユーザーに届く。
今回の新機能は、Snapchatの発想の転換を表している。これまで同社は、過去ではなく現在を記録する機能をユーザーに提供することに力を入れてきた。また、この新機能によってSnapchatは、古いコンテンツを掘り起こして思い出を呼び覚ますことができるFacebookなどのソーシャルネットワークに対する競争力を強化することにもなる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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