安く手軽に移動する必要がある場合、好きか嫌いかはともかく、Uberは実に便利だ。ただし欠点が1つあり、これが当てはまると大変不安になる。配車の需要が高い時に料金が上がる「Surge Pricing」は、倹約家の乗客を悩ませている。
こうしたことから、Uberは事前に料金を伝えるという新たな手段を採用しようとしている。割増料金の係数が適用されることを乗客に警告する稲妻のアイコンを廃止し、代わりにUberアプリで予約をする前に乗車料金が通知されるようになるという。その場合も通常より多く支払うことに変わりはないが、通常料金の何倍の額になるかを伝える警告のポップアップ画面が表示されるのではなく、「配車の需要が高いために割増料金になる」ことが通知される。
The Wall Street Journalによると、事前に料金が分かる新しいサービスは、フロリダ州マイアミ、カリフォルニア州サンディエゴ、ペンシルベニア州フィラデルフィアなど、米国の一部の都市で導入されているほか、インドでもテストされている。Uberは、Surge Pricingをめぐってインド政府と対立している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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