吹き出し効果によってテキストにアニメーションが追加されるため、メッセージにもっと気持ちを込めることができる。文字を大きくする効果で興奮を伝えたり、逆に小さくする効果で残念さを表したりするといった使い方があるだろう。筆者は友人に「誕生日おめでとう」というメッセージを送るときに、目立つ伝え方はないものかと、いつも考えているので、これは待望の機能だ。
Messagesでカメラのアイコンをタップすると、カメラロールの写真や、今カメラに写っている画面が表示される。そのため、急いで写真を撮るのも送るのも簡単になる。コンサートや結婚式といったイベントで、撮影しながら次々と写真を共有していきたいときには、この機能を重宝するだろう。
まるで、全人口の1%の富裕層にだけ配達するファンシーソーセージ会社の名前のように聞こえるかもしれないが、もちろんそうではない。メッセージにリンクを貼り付けると、長いURLではなく写真と簡単な説明が表示されるという機能だ。Facebookでリンクを共有するときと同じような見た目になる。
YouTube動画のリンクや「Apple Music」の曲を送信する場合は、そのメディアをテキストメッセージのウィンドウ内で再生することができる。対応アプリを開いて再生する必要はない。Messages上の共有リンクが美しい見た目になるので、見栄えを気にする(筆者のような)ユーザーにとっては、「WhatsApp」や「Facebook Messenger」に代わる有力な選択肢になるかもしれない。
Messages上で友人と計画を立てるとき、テキストメッセージ内の時刻や場所などの情報が自動的に収集され、「iPhone」でカレンダーに簡単に追加することができる。気味が悪い、という面も多少はあるが、使えるかと言えば、大いに便利だ。筆者はカレンダーに予定を追加するのをいつも忘れてしまうので、この半自動処理があれば、スケジュール管理が簡単になるだろう。
正確な住所がない場所(公園や海岸)で友人と待ち合わせをするのは大変なときもある。「Google Maps」で自分がいる場所のピンを送る人も多いが、Appleは自社の「Map」アプリをもっと使いやすくするために、同じ機能をMessagesに組み込んでいる。
友人が「今どこにいるの」というメッセージを送信すると、Messagesはそのフレーズを認識し、こちらの位置を自動応答で送信するよう提案してくれる。キャンプを張っているのが、ドロレス公園の中の正確にどこかを伝えるのに、これほど簡単な方法はないだろう。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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