Appleの指紋認証技術である「Touch ID」と有機EL(OLED)タッチバーという新機能が次期「MacBook」に搭載される可能性があることが、公開されている同社のコンピュータコードの変更点を検証したAppleマニアによって明らかになった。これは9to5macが報じたもので、新しいコードは、Appleが開発者会議「Worldwide Developer Conference(WWDC)」で米国時間6月13日に発表した次期オペレーティングシステム「macOS Sierra」の一部だ。
有機ELタッチバーがどのようなものであるかすでに知っている人なら、嬉しくて飛び跳ねていることだろうが、知らない人のために説明すると、これはキーボードの上部に搭載される細長いディスプレイで、指のタッチ動作に応じて点灯するカスタマイズ可能なコマンドボタンが表示される。
こうしたうわさが拡大しているのは、MacBookのOSとこのコンピュータ上で動作するソフトウェアアプリケーションをつなぐインターフェースとして動作するコードに、変更が加えられたためだ。このコードはアプリケーションプログラミングインターフェース(API)と呼ばれるもので、このような新機能の搭載をほのめかすプログラミングコマンドが含まれている。ただし、コマンドを見るだけでそのコマンドが本当に想像されるような動作をするかどうかを判断することは不可能だ。
つまり、AppleはrunNuclearCodes(核攻撃命令を実行)やinstantPuppyDelivery(子犬の即時配達)といった名前をAPI内のコマンドにつけることもできるわけで、Appleが新機能について発表するまでは、実際にそれがどのような機能であるか、われわれには知りようがないということだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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