5月24日~5月30日のAppleに関連するCNET Japanのニュースをまとめた「今週のAppleニュース一気読み」。
Googleは、年次開発者会議Google I/Oで、同社が力を入れる機械学習の技術を生かした音声対話型デバイス「Google Home」を披露した。このカテゴリは、すでにAmazonが「Amazon Echo」を投入し、人気を博している。Googleは、検索やGmailなど普段多くの人々が利用するサービスの情報を生かし、このカテゴリで地位を築きたい考えだ。
こうした中、Appleからも、同様のデバイスがリリースされるのではないかとの情報も出始めている。
ちょうど、米国のApple Storeの店頭からは、Apple TVとともに家や職場に据え置いて利用するタイプのデバイスであるWi-FiルータAirMac ExtremeとTime Capsuleがなくなった。Wi-Fiルータにスピーカと音声機能が搭載されるというのも悪くないアイデアだ。
CNET Japanで配信されている記事によると、HomeKitに対応するデバイスを操作できるSiri対応製品になるとの見立てだ。筆者の期待は、Apple Musicを単体で再生できるスピーカという側面を持つ製品であること。そうなれば、なお便利ではないかと考えている。
Sonosは、Apple Musicのアカウント連携を用いて、iPhoneの再生機能などを借りることなく、音楽を再生できるWi-Fi内蔵スピーカシステムだ。複数の部屋で同じ音楽を鳴らすことも可能だ。スマートホームやSiriも良いのだが、どちらかというと、Apple Musicにぴったりなスピーカをリリースしてくれた方が良いのではないか。
Apple TVに付属するSiri Remoteは、検索文字の音声入力に対応して、飛躍的に便利になった。音声がリビングルームを快適にするという1つの仮説はある一方で、場所を動かせない固定の音声デバイスが、どれだけ使いやすいかは疑問だ。
Google Homeは非常にコンパクトではあるが、電源ケーブルへの接続は必要であり、結局コンセントの近く、すなわち一般的な家庭の場合は壁際に設置しなければならなくなる。LDK(リビングダイニングキッチン)に1台置いたとしても、キッチンから大声を張り上げなければ、ソファーの脇まで声が届かないということもあるかもしれない。
アップル、「Amazon Echo」競合製品を開発中の可能性--グーグルに続き(5/25)次期iPhoneは、サイズなどはさほど変わらないと見られる一方で、カメラを強化した最上位機種を含む3モデル展開になるとの噂や、カメラがさらに大きなレンズを備えるようになる、イヤホンマイクのコネクタが廃止されるといった情報がある。
新たな情報では、スピーカについても変更が加えられ、下部にステレオスピーカを備えるだけでなく、本体の上部にもステレオスピーカが搭載されるのではないか、という予測を裏付ける画像が紹介された。
同様のスピーカシステムは、iPad Proに採用されており、端末の向きに合わせて、ステレオ音声の左右を切り替え、また上下で音の高低を振り分けて出力する機能が備わっている。
次期「iPhone」、スピーカを本体上部にも1組搭載か--フランスのテックサイトが写真掲載(5/24)2016年第4四半期に刷新されるとみられているMacBook Proシリーズ。ハイエンド向け、13インチ・15インチモデルを取り揃えるノート型Macは、これまで以上に薄型化されて登場すると期待されている。
新型MacBook Proのデザインのベンチマークとなっているのは、2015年に登場し、今春第2世代へと移行したMacBookだ。ファンレス構造と新開発の薄型キーボード、そして本体の曲線に合わせて配置されたバッテリ、Retinaディスプレイを搭載する魅力的なMacだが、外部ポートはUSB Type-Cが1つのみである点で、人を選ぶ製品といえる。
MacBook Proについてもより一層の薄型軽量化、ポート類の整理などが行われることが見込まれている。これらに加えて、ファンクションキーに有機ELタッチスクリーンを採用するという情報も出てきた。またTouch IDを搭載して、ロック解除を指紋認証で行えるようにするなどの新機能も搭載されると見られる。
「MacBook Pro」、第4四半期に大幅刷新か--ファンクションキーの有機ELタッチスクリーン化など(5/25)CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
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