2009年に販売された「Windows 7」搭載PCは、Microsoftの最新オペレーティングシステム(OS)を実行できる十分な性能を備えているが、状況は変わるかもしれない。というのも、同社がシステムの最低要件を引き上げようとしているからだ。
Microsoftの開発者向けページによると、近くリリースされる「Windows 10」の「Anniversary Update」は、2Gバイト以上のメモリが必要になるという。このメモリ容量は、すでに64ビット版では最小要件だったが、32ビット版ではこれまで1Gバイトのメモリが最小要件だった。
Windows 7以降の要件については、処理速度が1GHz以上のプロセッサ、Microsoftの「DirectX 9」インターフェースに対応するグラフィックスシステム、16Gバイト(32ビット版)または20Gバイト(64ビット版)の使用可能なハードディスク領域となっている。
Windows 10の新バージョン「Build 1607」は、Windows 10のリリースから1年後にあたる米国時間7月29日に登場する見込みだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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