中国の配車サービスDidi Chuxingが2017年にニューヨーク証券取引所に上場する計画を立てていると、Bloombergが報じた。ただし、Didiの広報担当者はこうした報道を否定している。
Bloombergがこの計画に詳しい情報筋の話として報じたところによると、Didiが新規株式公開(IPO)を実施するタイミングは、中国におけるUber Technologiesとの競争がどのような展開になるかによって決まるという。
この報道が現実となれば、米国における中国企業のIPOとしては、2014年のAlibaba以来最大規模のものになる可能性がある。
この報道の少し前には、AppleがDidiに10億ドルを出資することを明らかにしていた。中国では、Didiが競合のUberを抑えて市場を支配している。
Didiは現在(Appleからの出資も含め)30億ドルの資金調達を行っているところで、Didiの企業価値は約260億ドルに上昇していると、匿名の情報筋はBloombergに対して語っている。
Didiはまた、同じ中国企業であるTencentやAlibabaの支援も受けている。
Didiによれば、同社配車サービスの利用件数は1日あたり1100万件を超え、中国市場の87%を占めているという。
Uberは世界最大の配車予約サービスだが、中国や韓国など自国のサービスが消費者に好まれている一部の市場では苦戦を強いられている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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