Appleの最高経営責任者(CEO)Tim Cook氏が中国に到着し、Didi Chuxingの配車サービスを利用した。Appleは、Didiに10億ドルを出資したことを明らかにしている。
Cook氏は訪中し、Appleが抱える複数の問題の収束を図ると報じられている。中国はAppleにとって厳しい市場となりつつある。「iPhone」という商標の独占的使用権をめぐる裁判で敗訴したほか、「iTunes」の一部サービスは停止させられている。また、物言う投資家Carl Icahn氏は中国に関連する懸念を理由に、所有するApple株を売却した。
しかしCook氏は、こうした結果について楽観的に見ており、「私は中国についてこの上なく楽観的に捉えている」と述べていた。
訪中の理由について、Appleはコメントを控えている。
Cook氏は、北京の人気の高いショッピング地区である王府井にあるApple Storeに向かった。Didiの責任者のほかMeituanやToutiao.com、Tap4Funといった中国のトップアプリの創業者やCEOに会うためだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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