Googleは米国時間5月12日、「iOS」用キーボードアプリ「GBoard」を米国でリリースしたことを発表した。これによってユーザーは、アプリから離れることなくキーボードから直接、情報、GIF、絵文字を検索して送信できる。
絵文字やGIFの検索はやや特殊だが、GBoardは、iOSメッセージングアプリ向けに便利な機能を提供する。
例えば、「iMessage」でチャットしているときにレストランの住所を検索しようとした場合、これまではアプリを一旦離れて検索を開き、レストランを検索して住所をコピーし、iMessageに戻ってコピーした情報を貼り付けて送信をクリックする、という一連の操作が必要だった。
GBoardを使用する場合、その一連の操作はアプリ内で実行される。結果はチャットスレッドの最下部にカードとして表示され、1回タップするだけで必要な情報をスレッドにプッシュしてチャット相手に送信できる。
またGBoardでは、絵文字をスクロールして探す代わりに、必要な内容を説明することによって検索できる。GIFも同じようにして検索可能だ。
さらにGboardキーボードには、「Glide Typing」機能が搭載されている。Glide Typingは、キーをタップせずにキー上で指をスライドすることによって単語を入力できるようにする。GBoardは12日から、米国のApp Storeで提供されている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス