ビジネスSNS「Wantedly」を運営するウォンテッドリーは5月11日、仕事を通して得られた知識や知見を投稿・蓄積できるプラットフォーム「Wantedly Feed」を公開した。投稿機能は、3月から企業限定に提供しており、リニューアルによって個人ユーザーも投稿できるようになった。
Wantedly Feedでは、個人または企業のナレッジ(仕事の体験談など)を投稿できる。ユーザーのフィードには、ナレッジの他に、ユーザーの入社経緯や仕事内容などのインタビュー、企業が投稿した会社の様子や最新情報などが表示される。特定のユーザーや会社をフォローすることができ、気に入った投稿には「いいね」することができる。
企業の投稿は、その企業のカルチャーを表す情報として、Wantedly内の募集ページや企業ページに表示され、その企業に興味を持ったユーザーに読まれる。企業をフォローしたユーザーは、メールやサイト内通知を通じてコンテンツを受け取れる。投稿者のWantedly内のプロフィールページにも投稿内容が表示されるため、Wantedly内でつながりのあるユーザーの目に留まるとしている。
Wantedlyには現在、1万5000社が登録し、月間利用者数は90万人に及ぶという。今回リリースしたWantedly Feedの基となったインタビューや会社フィード機能は、メルカリやRettyなどの企業が採用ブランディングに活用しており、月に約2500件の投稿があるという。また、企業限定で3月より提供していた投稿機能(旧ブログ)は、現在までに300社以上が投稿しているそうだ。
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