ウォンテッドリーは2月15日、同日よりグループチャットアプリ「Syncメッセンジャー」を法人向けに完全無料で提供すると発表した。法人へのサービス提供に伴い、「チーム機能」と「クラウドサービス連携機能」を新たに公開する。
Syncメッセンジャーは、社内外のビジネスコミュニケーションの生産性を向上させるグループチャットアプリ。同社によると、1月の正式リリース以来、ビジネスパーソン同士のコミュニケーション用途だけでなく、採用支援サービス「Wantedly Admin」を利用中のベンチャー企業や中小企業を中心に活用される事例が増えているという。そこで、社内コミュニケーションにより特化したチーム機能の提供に至ったとのこと。
チーム機能は、部署やプロジェクトごとにグループを作成し、社内のメンバーに共有できる。グループ作成時には、登録されている社員一覧からメンバーを選択できる。また、従来はグループ参加の際に、すでにグループに参加しているメンバーからの個別招待が必要だったが、社員として登録したユーザーは、社内に共有されたグループを自由に検索・閲覧可能になる。業務上で必要となるチャットグループを、必要なタイミングで取捨選択して参加できるという。
クラウドサービス連携機能は、チャットの利用による業務効率化を推進するため、「Google Docs」「Dropbox」「Evernote」との連携に対応するもの。これまでは、各サービスのデータ共有URLをチャットに投稿した場合、URLをクリックするまでファイルのタイトルや中身を確認できなかったが、同機能により、チャットメッセージに含まれる各サービスのURLが自動的に展開されるようになる。
利用にはWantedlyの法人向けアカウントが必要となるが、初期費用や月額利用料などの料金は無料。グループ作成数や社員アカウント数は無制限で利用でき、過去メッセージの無期限保存や検索機能を利用できる。
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