Appleの「CareKit」に対応したアプリの第1弾が米国時間4月28日にリリースされた。すべて、ユーザーによる健康管理を支援することを目的としている。
今回リリースされた4つの無料アプリの中には、糖尿病患者が自分の病状を管理するためのInformed Data Systemsの「OneDrop」と、抗うつ薬を服用する患者が投薬の効果を把握するためのIodineの「Start」がある。また、Glowによる2つのアプリもCareKitモジュールに含まれている。 妊娠状態を記録する「Glow Nurture」と新生児の1年間の成長を記録する「Glow Baby」だ。
3月に発表されたCareKitは、ユーザーが健康状態を監視するだけでなく積極的に管理するためのアプリを開発者が構築できるようにするための新しいツールキットだ。患者が自分の健康状態の変化をより詳しく理解し、その情報を医師に共有できるようにすることを目的としている。
Glowは4月28日付けのブログ記事で、アプリの新機能をユーザーに向けて説明した。他者に共有しなければならないほど健康状態の変化が著しい場合は、新しいスマート通知機能によってそれが示されるという。例えば、Glow Babyで発熱が検出された場合、親に対してCare Teamページが表示され、そこで医師に通知することができる。
CareKitアプリは、まず米国で提供される。世界のその他の地域での提供に関する詳しい情報は、追って発表される予定だ。
CareKitとの連携を望む健康関連アプリの開発者に対し、CareKitはGitHubでオープンソースフレームワークとして提供されている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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