Amazonは米国時間4月28日、同社第1四半期決算(3月31日締め)を発表した。Amazon Web Services(AWS)が北米のEコマース事業を上回る利益を計上したことが寄与し、Amazon全体で予測を上回る利益を計上した。
Amazon Web Servicesの営業利益は6億400万ドルだった。これは、2015年第4四半期の営業利益である5億8000万ドルよりも多く、北米のEコマース事業の5億8800万ドルを超える額だ。
Amazon全体では第1四半期の純利益は5億1300万ドル(1株あたり1.07ドル)だった。これに対して、2015年第1四半期は5700万ドルの純損失(1株あたり0.12ドル)を計上していた。純売上高は、28%増の291億ドルとなった。
Amazonは28日、デバイスと「Prime」サービスが成長を見せたことをアピールした。第1四半期における「Fire」タブレットの販売台数は、前年同期比で2倍以上となった。一方、Amazonは、「Echo」デバイスの需要に追いつくのに苦戦している。Prime会員は増加を続けており、より成熟している米国市場においても2015年には47%増となった。新しい月額会員オプションは顧客ベースを拡大すると思われるが、その一方でAmazonは、Primeコンテンツへの投資を継続している。
2016年第2四半期について、Amazonは、純売上高を280億〜305億ドル(前年同期比で21〜32%増)と予測している。同社は、営業利益を3億7500万〜9億7500万ドル(前年同期は4億6400万ドル)と予測している。
Amazonは、その他の数字として以下の内容を発表している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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