Indiegogo Kickstarter

クラウドファンディングで見つけた「家庭用ロボット」たち--見守り、教育、水やり

 掃除や、留守宅の監視、話し相手など、ロボットが家庭に入ってさまざまな仕事をこなす時代になった。プログラミングや機械制御の学習に役立つ科学・技術・ 工学・数学(STEM)教育用ロボットもクラウドファンディングサービスに多数登場し、人気を集めている。

 そこで今回は、「Indiegogo」と「Kickstarter」で見つけたユニークなロボットを3つ紹介しよう。

キャタピラによる高い走破性が自慢の小型ロボット

 Indiegogoで支援募集中の「Riley」は、留守宅を見守ってくれる小型ロボット。自走式なので家のなかを移動しながら監視できるのだが、無限軌道、いわゆる「キャタピラ」による高い走破性が自慢だ。


キャタピラによる高い走破性が自慢(出典:Indiegogo)

 Rileyは、カメラやマイクを搭載し、無線LAN(Wi-Fi)機能を備えるロボット。インターネット経由で外部から留守宅のようすを確認することに使える。遠隔地からスマートフォンやタブレットで制御し、移動させて広い範囲を確かめることが可能。


自走して広い範囲を監視(出典:Indiegogo)

 移動機構は、タイヤでなくキャタピラを採用。そのため、ちょっとした段差などものともせず乗り越え、毛足の長いカーペットの上も難なく走行し、急な斜面も登っていく。しかも、倒れたら自力で起き上がれる。


どんなところへも走っていける(出典:Indiegogo)

段差や急坂も楽々(出典:Indiegogo)

倒れても自力で起き上がる(左上から時計回り。出典:Indiegogo)

 バッテリ残量が少なくなると、自動的にドッキングステーションへ戻って充電を始める。


バッテリ残量が少なくなると自動的に充電(左上から時計回り。出典:Indiegogo)

 Indiegogoでの目標金額は5万ドル。記事執筆時点(日本時間5月3日18時)でキャンペーン期間は11日残っているが、すでに目標の2倍となる約10万ドルの資金を集めている。

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